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「ヨコハマ買い出し紀行」の舞台を巡ります。

台の原のお社

新装版 ヨコハマ買い出し紀行(2) (アフタヌーンKC)

今回は物語の中でも時間の経過を感じさせる重要な場所「台の原のお社」のモデルになった場所を紹介いたします。

 

「台の原のお社」は、今の時代では「日枝神社(ひえじんじゃ)」と呼ばれています。京急「三浦海岸」駅からのルートがわかりやすくておすすめです。

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夕凪の時代には水没しているA地点の「三浦海岸」駅ですが、現在はこのような外観をしています。

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山側へ目を向けるとなかなかの坂道です。

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駅のバスを利用される方はこのバス停をご利用ください。

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衣笠十字路行きでも横須賀市民病院行きでも、どちらでも大丈夫です。

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歩きの方はがんばって坂を上るとB地点の交差点が見えてきます。

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道なりに進むとC地点にミニストップがあります。休憩される方にはちょうどいいかも。

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ミニストップの先をD地点まで進むと、左手の景色が広く開けます。田園風景の先に目的地のお社が見えます。この日は巨大な「かなとこ雲」が常にお社方向に発生しており非常に幻想的できれいな風景でした。

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E地点の「仲尾」のバス亭まで来ました。バスの方はここでお降りください。

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少し先の道を左折し…

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すぐにまた左折し、来た方向に戻るような形になります。

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道なりにどんどん進んで…

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F地点の右手の低いコンクリートの壁が切れるところまできて右折します。

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右折した先にお社が見えます。角に見える低い木は右折時の目印になります。

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あとはお社目指して進むだけです。

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こんな綺麗な写真が撮れるのも小高い丘かつ高い建物が何もないこの場所ならではですね。ナイが目印にするわけですね。

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今の時代はまだ立派な鳥居が備わっています。

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写真ではわかりづらいですが、鳥居から相模湾を望むと江の島も見えます。

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網代の給水塔も遠くに見えます。

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物語のみんなが困ることのないよう、夕凪の時代までこの景色が変わりませんように。

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…帰りのバスの時刻はこのとおり(笑)

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日枝神社」の北600mにある集落は「台原」と呼ばれています。夕凪の時代には人口も減り維持する人も少なくなったので、神社は名前も忘れ去られ、簡素な鳥居だけになったのでしょう。しかし、唯一周辺の集落で人が残っていた「台原」の人々だけがお社を細々と守っていたので「台の原のお社」という呼び名になったのではないでしょうか。

 

黒崎の鼻に並ぶ、三浦の密かな絶景スポット。ヨコハマ好きな方も絶景好きな方も、よかったらぜひ訪れてみてください。