農道の高地
今回はアルファさんのお気に入りの場所の一つ「農道の高地」をご紹介します。
「農道の高地」は、第125話でアルファさんがモノローグで示しているとおり、大三差路(引橋交差点と思われる)の先を東に行くとあります。
カフェアルファからガソリンスタンドのある通称「大通り」につながる進入路は下図中の①もしくは②と思われます。湿地の脇を通る描写があることから②のほうがふさわしいかもしれません。
今回はA地点「三崎口駅」からです。歩きではちょっと距離があります。バスを使う方はこちらのバス停をご使用ください。1番もしくは2番のバス亭から「引橋」まで行きます。1番のバス亭は行かないものがあるのでご注意ください。
B地点の「三戸入口」交差点です。カフェアルファに向かう道にしては車幅が広いのですが、有力な候補のひとつです。
C地点の「小網代の森入口」交差点です。こちらもカフェアルファに向かう道の有力候補です。開発のため途中までしか残存していないのが残念です。
今回は行きませんがカフェアルファに向かう道を写した写真です。道幅や両側の住居の存在が可能性を感じさせます。
三崎口駅からの「引橋」のバス亭は、この交差点にありますので、バスの方はここで降車です。三浦海岸駅からの「引橋」のバス停は別にありますのでご注意ください。
引橋交差点、夕凪の時代ではいわゆる「大三差路」へ向かいます。
「大三差路」へ来ました。左手の横断歩道を渡り向こう側へ渡り右手に進みます。
D地点は三浦海岸からの「引橋」バス亭です。ここの近くにはモデルとなったと思われるガソリンスタンド跡があり、現在は喫茶店となっています。
E地点です。ここを左手に向かいます。引橋のお地蔵さまと説明看板が目印です。
F地点です。左手に三浦海岸公園墓地の看板を見ながら先に進みます。
G地点です。右に畑の中へ進む農道があるので突き当りまで進みます。農家さんがいらっしゃることがあるので一言かけた方が良いでしょう。
空中に放り出されそうな突き当りから、左手に向かって目を向ければ、アルファさんも見た大パノラマが広がります。片流れの屋根を持つ小屋も色と屋根の向きは違いますが目にすることができます。
ここでアルファさんは意識を空に飛ばしていたわけですね。同様に夕凪の時代に想いを馳せたいところですが、結構畑仕事の方の目がありますので、感謝しつつこの場を後にしましょう。
この場所を横から見ると、作中と同じように段差になっていることがわかります。残念ながら「✖」の看板は見当たりませんでした。先の通り農道は行き止まりになっているのでそれを示しているのかもしれません。
帰りの「引橋」バス亭は、「小網代の森入口」交差点からかなり三崎口側にありますので、お気を付けください。
途切れた農道の先で、眼前に一気にパノラマが広がる感動は写真ではお伝え出来ませんので、ぜひ現地を見ていただきたく思います。ただ、周囲は農家さんの畑ですので決してご迷惑にならぬよう配慮をお願いいたしますね。
さて…つぎはどこへ行きましょうか…