カフェアルファ(西ノ崎)
いよいよ「ヨコハマ買い出し紀行」の舞台を巡っていこうと思います。
ホントは梅雨明けに綺麗な写真を撮りなおそうと思ってたのですが、あまり後ろ倒しになるのも嫌だったので、決行しちゃいました。
行き先は「カフェアルファ(西ノ崎)」からです。
三崎口駅を出発し、ガソリンスタンド候補地を左手に見ながら西ノ崎を目指します。
では【A】地点三崎口駅前です。
まだ町ですねー(ぉい)。ここから南へ向かう左手のどこかにガソリンスタンドがあるのではないかと考えています。今度は朝撮ろうかな。
先に進むと「カフェアルファ」に向かうT字路が現われるはずです。。
そのT字路ですが、作中アルファさんが右折する姿は一度もありません。なので想像ですがこの交差点かと。
【B】地点、三戸入口から海のほうを眺めます。ちょっと「ヨコハマ」っぽさが出てきます。『あの店へ行く。』ってモノローグが聞こえるようです。ちょっと道幅が大きいかも。
しばらくは、なだらかな道が続きます。この道路ができたのは戦前の昭和一桁です。当時にしては立派な道だと思いませんか?
先の記事でも触れましたが、この道路はかつて「御用邸道路」と呼ばれ、西ノ崎に建設される予定だった天皇家の「御用邸」に続く道です。
この辺りの荒涼とした風景は「カフェアルファ」周辺の雰囲気を醸し出します。別荘地を示す看板がさりげなく置いてあります。
左手側が農地開発されてしまいましたが…
連載開始時は右手側のような昔ながらの農地でした。
これから登る台地が見えてきました。立派な庚申塔が祀られています。
【C】地点です。台地の登り口です。第107話で出てくる「下の道に置いてきた」という表現がありますが、きっとここのことでしょう。
台地へ向かう登り坂です。
【D】地点です。坂を登りきると交差点を右折します。写っていませんが背後に左右に通る道と別荘地を示す看板もあります。
【E】地点です。左手に小網代の別荘街へ降りる道があります。西ノ崎=カフェアルファ説を裏付けるものです。
ちょっと先に進んで【F】地点です。別荘街を示す看板は至る所にありますね。
看板を右折するとこの風景です。
三浦の台地から見る空は遮るものがなくとっても広いです。
【G】地点です。別荘が立ち並ぶ付近を右折します。
小藪を抜けていきます。
【H】地点です。開けた先を左折します。
塚や農具小屋の右手奥が西ノ崎突端です。
【カフェアルファ】に到着です。あなたの目には写っていますか?
今の岬の先端には蜂蜜をとる施設があるようです。
来た道を振り返ります。トラクターに乗ったおじさんがやってきそう。
遠くには小網代の給水塔が見えます。ちなみに西ノ崎は台地の登り口から1kmほどで、これは画集にあるアニメ用の設定(大通りまでの距離)と一緒です。
どうでしたでしょうか?僕的にはカフェアルファに相応しい場所だと思っています。ちょっと寂しい場所ですけれど、そういえばアルファさんも「なんでここをお店にしようと思ったんだろう」って言ってたぐらいですしね。
次回は黒崎に向かうため、三戸の集落を抜けていきます。もっとも、夕凪の時代では水没しているのですが、ちょっとした近道ですし綺麗なところなのでご紹介します。